自分にとって特別なもの オーダーメイド殺人クラブ
辻村深月さんのオーダメイド殺人クラブ
自分の利益のために平気で人を裏切る人たち。
当たり前のように存在する理不尽。
そんな理不尽を受け止めることができない若者たちが、自分自身に問いかける物語。
私も様々な理不尽に遭遇してきました。
人を利益のためにしか考えない大人たち。
そんな汚い大人たちがいるというショック。
だけれど、そんな大人たちはこの世にたくさん存在します。
真っ向から立ち向かっても勝ち目がないと感じたり、罵倒されたり、生きるということはひどく疲れることです。
そんな人間の本質を知ることは、自分を守る武器にもなります。
読書とは、楽しむものであり、これから生きていくための人生の教科書であると思っています。
たくさんの物語に触れると、その中で心を動かされる作品に出会うことがあります。
自分だけの特別の作品を見つけ、人生の荒波にも負けない強い心を持つことができると信じています。