森見登美彦さんの作品、『太陽の塔』。
舞台は京都。
大学生である主人公は、ついに彼女ができた。
彼の生活は一面バラ色になり、順風満帆。
有頂天になっていた主人公に悲劇が訪れる。
彼女に振られたのだ。
この作品の主人公は、妄想力全開でネジがぶっ飛んでいるのだが、どこか憎むことができない愛すべき阿呆。
森見登美彦さんの表現は奇抜で、読んでいるだけ笑ってしまう。
今の現状に悩んでいるすべての人に告げる。
自分のさじ加減で、人生は面白く愉快になるのだ。
この本を読んだ後、そんな気持ちになった。
私も、愉快で阿呆な生活を送ろうと思う。