やっと見つけた 『光待つ場所へ』 小説紹介
どうも春太です。
二日連続、辻村深月さんの作品紹介。
『光待つ場所へ』という作品。
大学二年の春。清水あやめには自信があった。世界を見るには感性という武器がいる。自分にはそれがある。最初の課題で描いた燃えるような桜並木も自分以上に表現できる学生はいないと思っていた。彼の作品を見るまでは(「しあわせのこみち」)。文庫書下ろし一編を含む扉の開く瞬間を描いた、五編の短編集。
内容(「BOOK」データベースより)
時々、人と自分との間に、『ズレ』を感じることはありませんか。
みんなはこう思っているけど、自分は違うとか思ったことはありませんか。
この小説に出てくる清水あやめは、何でもできてしまうから、いつも他人とのズレや孤独を感じています。
それをなくそうと、優れた人が集まっている優秀な大学に行くんですが、その中でも少しズレを感じているんですよ。
答えのない現実に悩み、孤独の世界に浸っているんです。
でも、そんな彼女の前に一人の男が現れます。
彼女はどのような答えを導くのか、
何を知ることができるのか。
読んでいると心のそこから温かくなる物語です。
それ以外に4編の物語も掲載されています。
この5編に出てくる人物は、他の作品に登場しています。
簡単に読む順番を紹介しますが、これが正解とは限りません。
ただ、この順番で読めば、より楽しく読めると思います。
冷たい校舎の時は止まる
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光待つ場所へ
よければ読んで見てください。
今月中に辻村さんのおすすめ作品を紹介できたらなぁと思います。
それでは、また。