読書の春

心に伝わる本、紹介しています。あと、読書に関する雑談などもしていきます。

元祖時かけ 『時をかける少女』 小説紹介

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筒井康隆さんの作品、『時をかける少女』。

芳山和子は理科室の掃除をしている時だった。

理科室奥から怪しげな音が聞こえるのだ。

おかしいと思い、確認しに行くと嗅いだことのある香りがする。

それと同時に、和子は不思議な体験をするのであった。

 

それは違う時間を行き来することのできるタイムリープという能力。

 

 

 

時かけといえば、2006年版の映画を思い出す。

当時、小学生だった私は、未来へ帰って行く千昭と真琴の別れのシーンが切なすぎて心苦しかったものだ。

原作も同じ内容だと思って読んでみると千昭や真琴が出てこない。

おかしいなと思い、Wikipediaを見てみると、どうやら原作は映画より20年前を舞台にしているらしい。

 

そして、和子は真琴の叔母さんにあたる。

なるほど、だから真琴にいろいろ助言をしていたのかと納得する自分がいる。

 

まだ時をかける少女を見たことない方は、

原作→映画の順番でみることをお勧めする。

 

 

時かけを読むと一回はタイムリープをしてみたくなります。

少し不思議な話を読みたい方は読んでみてはいかがでしょうか。

 

もしかしたら、あなたの友人の中に、未来人がいるかもしれません。