約束 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』 小説紹介
どうも、春太です。
今日紹介する小説は辻村深月さんの作品、『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。
「BOOK」データベースより
過去の何気ない習慣や約束は、思いもよらぬ形で今の生活に影響を与えることがある。
時として、影響は自身だけなく他者にも影響することがある。
自分にとっては軽い約束でも、他人には重要な約束かもしれない。
それは相手を縛り、相手の自由を奪うかもしない。
自分の発言には気をつけるべき。
そんなことを考える小説でした。
辻村深月さんの作品が好きな方は読んでみてはどうでしょうか。