読書の春

心に伝わる本、紹介しています。あと、読書に関する雑談などもしていきます。

11月に紹介した小説 べスト5 (考えさせられる作品編)

こんばんは、春太です。

今日は11月に紹介した26冊のなかで、考えさせられる作品ベスト5を紹介します。

 

5位、辻村深月さんの作品、『冷たい校舎の時は止まる』

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雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう―。第31回メフィスト賞受賞作。

内容(「BOOK」データベースより)

 大切なものを失ったとき、どう立ち直ればいいのか。

dokusho-no-haru.hatenablog.jp

 

 

4位、辻村深月さんの作品、『子供どもたちは夜と遊ぶ』

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大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番―」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。

内容(「BOOK」データベースより)

 全ての罪が悪いのだろうかと考えさせられる。

dokusho-no-haru.hatenablog.jp

 

 

3位、西加奈子さんの作品、『きりこについて』

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小学校の体育館裏で、きりこが見つけた黒猫ラムセス2世はとても賢くて、大きくなるにつれ人の言葉を覚えていった。両親の愛情を浴びて育ったきりこだったけれど、5年生の時、好きな男の子に「ぶす」と言われ、強いショックを受ける。悩んで引きこもる日々。やがて、きりこはラムセス2世に励まされ、外に出る決心をする。きりこが見つけた世の中でいちばん大切なこととは?読者からの熱烈な支持を受け、ついに文庫化。

内容(「BOOK」データベースより)

 他人の評価なんて関係ない。

dokusho-no-haru.hatenablog.jp

 

 

2位、北川恵海さんの作品、『ちょっと今から仕事やめてくる』

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ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞”受賞作。

内容(「BOOK」データベースより)

 会社を辞めて何が悪い。 

dokusho-no-haru.hatenablog.jp

 

1位、ダニエル・キイスさんの作品、『アルジャーノンに花束を

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32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて手術により、チャーリイは天才に変貌したが…超知能を手に入れた青年の愛と憎しみ、喜びと孤独を通して人間の心の真実に迫り、全世界が涙した現代の聖書(バイブル)。

内容(「BOOK」データベースより) 

  天才になることは必要か。

dokusho-no-haru.hatenablog.jp