11月に紹介した小説 べスト5 (感動する作品編)
こんばんは、春太です。
今日は11月に紹介した26冊のなかで、私が感動した作品ベスト5を紹介します。
5位、誉田哲也さんの作品、『幸せの条件』
恋も仕事も中途半端、片山製作所勤務の「役立たずOL」梢恵に、ある日まさかの社命が下された―単身長野に赴き、新燃料・バイオエタノール用のコメを作れる農家を探してこい。行く先々で断られ、なりゆきで農業見習いを始めた24歳に勝算はあるか!?働くこと、生きることの意味を問う、『ジウ』シリーズ著者による新境地。
内容(「BOOK」データベースより)
幸せとはなんだろうか。お金をえること、地位を勝ち取ること、他よりもいい大学を出ること、どれも大事そうに見えて一番大事なものではない。本当の幸せの条件とはなんなのか。自分と向き合う物語。
読後感は、幸せの気分になります。
ページ数、450ぐらい
4位、阿川大樹さんの作品、『終電の神様』
父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして…あたたかな涙と希望が湧いてくる、感動のヒューマン・ミステリー。
内容(「BOOK」データベースより)
少しのズレで、誰かと巡り合わないことがある。不幸だと思っていても、本当は違うかもしれない。調和が取れるように、世の中できている。袖触れ合う縁も他生の縁。今ある縁を大切にしてみるのもいいかもしれませんね。
ページ数、300ぐらい
3位、重松清さんの作品、『流星のワゴン』
死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
内容(「BOOK」データベースより)
どんなに悲惨な人生であっても、人生に二度目はない。今ある自分しか、現状を打破することはできない。一歩、たった一歩が踏み出せない人に、読んでほしい物語。
読後感は、絶望の中でも、一筋の希望を見出せる気がします。
ページ数、470ぐらい
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!
内容(「BOOK」データベースより
自分の殻にこもるのもこれでおわり。
自分に正直になって、生きよう。
後半、涙なしでは読めませんでした。
ページ数、320ぐらい
人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ―あの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。
内容(「BOOK」データベースより
『自分の好きなことで生きる』を追求した物語。
今度は君だ、自分だけのものを探す旅に出よう。
ページ数、上下巻で800ページぐらい