どうも、春太です。 今日は12月に紹介した本の中で 個人的に好きな本ベスト10を紹介しようと思います。 ベスト10 dokusho-no-haru.hatenablog.jp 切ない大人のための恋愛小説。 ベスト9 dokusho-no-haru.hatenablog.jp 不甲斐ない時に読んでほしい小…
どうも、春太です。 今日紹介する小説は辻村深月さんの作品、『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』 地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。…
平野啓一郎さん作品、『マチネの終わりに』。 結婚した相手は、人生最愛の人ですか?ただ愛する人と一緒にいたかった。なぜ別れなければならなかったのか。恋の仕方を忘れた大人に贈る恋愛小説。 「BOOK」データベースより 恋とは思い通りにいかないもの。 相…
きっと誰にでも「やり直したい」ことがある。学校に友達がいない“私”が出会ったのは手首に傷がある“南さん”とても格好いい“アバズレさん”一人暮らしの“おばあちゃん”そして、尻尾の短い“彼女”だった― 「BOOK」データベースより 『君の膵臓をたべたい』の著者…
どうも、春太です。 今日紹介する本は、『嫌われる勇気』と言う本です。 本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です…
どうも、春太です。 いやぁ、クリスマスが近づいてきましたね。 最近、よく耳にするワード『くりぼっち』。 『我輩、くりぼっち確定でござる。』 とか思っている人っていると思うんですよ。 別にくりぼっちでもいいと思います。 一人には一人だけの楽しみ方…
どうも春太です。 今日の小説は、原田マハさんの作品『本日は、お日柄もよく』です。 OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝…
ブログなんてすぐに飽きるだろうと思っていたんですけが、案外続くもんですね。 ちょっと今まで何を書いてきたのかを見直したんですけど、ちょっと固すぎたなぁと思いまして、もうちょっとゆるく、そして自分らしく書いていこうと思います。 今日、紹介する…
どうも春太です。 たまには小説以外の本も紹介してみようかなと思ったので、 今日は『影響力の武器』という本を紹介していこうと思います。 最初と後半しか読んでいないんだけど、 おもしろいし、かなりためになる本。 目から鱗とはこういうことかと分かるく…
ファインダー(Finder)とは、カメラにおいて撮影前に目で構図を決めたりピントを合わせたりするのに使用する覗き窓 Wikipedia引用 要は、ファインダーとは自分が撮影しようとしているものが、ちゃんと撮れるかを確認するためのものである。 よく、小説や歌…
どうも、春太です。 いろんな方の小説紹介ブログを見ていると、必ず一冊は見かける辻村深月さんの本。 面白そうだから、読んでみようと本屋に買いに行くと、 種類の多さにびっくりしてしまう。 よく見ると、この順番で読めば、辻村ワールドがより楽しめると…
研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチ…
どうも春太です。 二日連続、辻村深月さんの作品紹介。 『光待つ場所へ』という作品。 大学二年の春。清水あやめには自信があった。世界を見るには感性という武器がいる。自分にはそれがある。最初の課題で描いた燃えるような桜並木も自分以上に表現できる学…
どうも、春太です。 好きな作家は誰ですかと聞かれたら、間違いなく辻村深月さんと答えます。 それぐらい辻村さんの作品が好きです。 登場人物一人一人に魅力があって、 それぞれ強い信念を持っています。 そんな彼らが、辻村さんの他の作品に出て来たりとす…
ヒーローとは何か。 悪党に襲われそうになるヒロインを間一髪で助けたり、 ピンチの場面に遅れて登場したり、 圧倒的な正義の力で敵を一蹴するヒーローを想像する。 簡単に言えば、子供の頃によく見ていた仮面ライダーや戦隊ものに出てくる主人公が当てはま…
誰しもが体験したことがある不甲斐なさ。 人と関わっている限り、悩みは消えては生じるの繰り返しだ。 アドラー心理学『嫌われる勇気』では、人と関わっている限り、悩みは消えないと述べている。 悩みを消すには、自分以外存在しない無の空間なら可能である…
あらかじめ鉛や木で文字の形を作っておく。 その文字に塗料を塗り、紙に印刷する。 現代の便利さを体験している私たちにとっては、ものすごく手間がかかるものだと感じるだろう。 活字はデジタル化され、文字は実物ではなく、データ化された。 日進月歩、ど…
森絵都さんの作品、『架空に球を追う」。 何気ない言葉に傷ついたり、理想と現実のギャップに嫌気がさしたり、いきなり頭をもたげてくる過剰な自意識にとまどったり…。生きているかぎり面倒は起こるのだけれど、それも案外わるくないと思える瞬間がある。ふ…
どうも、春太です。 読書を始めると時間を忘れて夢中になることはありませんか。 私はあります。夢中になりすぎて、体のいたるところが痛くなることがあります。 皆さんは、普段どんな姿勢で本を読んでいますか。 私はつい最近まで、特に気にすることもなく…
携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう。音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。巻末…
絶望。 深い絶望に会ったとき、他人からのはげましの言葉なんて意味がない。 『全てを捨てるのはまだ早い』 『命を簡単に捨てるな』 他人からそんな言葉をかけられても意味がないかもしれない。 当事者の気持ちを理解することは難しい。 『あなたに自分の悲…
こんばんは、春太です。 今日は11月に紹介した26冊のなかで、魅力ある登場人物のことが好きなる作品ベスト5を紹介します。 5位、辻村深月さんの作品、『ぼくのメジャースプーン』 ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもな…
こんばんは、春太です。 今日は11月に紹介した26冊のなかで、考えさせられる作品ベスト5を紹介します。 5位、辻村深月さんの作品、『冷たい校舎の時は止まる』 雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉…
こんばんは、春太です。 今日は11月に紹介した26冊のなかで、私が感動した作品ベスト5を紹介します。 5位、誉田哲也さんの作品、『幸せの条件』 恋も仕事も中途半端、片山製作所勤務の「役立たずOL」梢恵に、ある日まさかの社命が下された―単身長野に…
こんばんは、春太です。 今日はとてもいい天気。 突き抜ける青さの空を見ると、春や夏が恋しくなります。 その中でも私は春が大好きです。 小春日和の中、野原の上に寝そべりながら読書。 鼻歌を歌いながらサイクリング。 普通のことだけで幸せになる季節。 …
筒井康隆さんの作品、『時をかける少女』。 芳山和子は理科室の掃除をしている時だった。 理科室奥から怪しげな音が聞こえるのだ。 おかしいと思い、確認しに行くと嗅いだことのある香りがする。 それと同時に、和子は不思議な体験をするのであった。 それは…
重松清さんの作品、『流星のワゴン』。 会社からリストラ、父親はガンで余命幾許もなく、妻からは離婚を申し込まれ、息子は中学受験に失敗し引きこもりになってしまった38歳の一雄。 すべてが嫌になり、人生を終えることを決意。 そんな彼の前に現れたのは…
西加奈子さんの作品、『きりこについて』 両親に可愛いと言われながら育ったきりこ。 自分は可愛いと信じて育ったきりこ。 ある日、現実を知ることになる。 世間一般的には、きりこはブスであると。 現実を知ったきりこは自分の世界に閉じこもるのであった。…
森見登美彦さんの作品、『太陽の塔』。 舞台は京都。 大学生である主人公は、ついに彼女ができた。 彼の生活は一面バラ色になり、順風満帆。 有頂天になっていた主人公に悲劇が訪れる。 彼女に振られたのだ。 この作品の主人公は、妄想力全開でネジがぶっ飛…
恩田陸さんの作品、『夜のピクニック』。 この物語に出てくる高校は特殊な行事がある。 歩行祭、全校生徒が80km歩き通す行事。 大人になりきれない少年少女たち。 友人たちと語りあいながら歩く。 今この瞬間のきらめきの中で繰り広げられる青春小説。 こ…